わきが・多汗症

切らない「わきが・多汗症治療」ViewHOTについて

つくばフジクリニックでは、ワキガや多汗症の治療に、切開を必要としない高周波(RF)治療器「ビューホット」を使用しています。この治療法は、肌に切り込みを入れることなく、わずか20分程度の短時間で行われ、再発のリスクが低いという利点があります。

治療プロセスでは、医療用スタンプに取り付けられた36本の細い針を用いて、患部に高周波を送ります。これにより、アポクリン汗腺(ニオイの原因)とエクリン汗腺(汗の原因)を熱変性させ、ニオイと汗の発生を抑制します。また、照射中はクーリングプレートを使用して肌を冷やし、熱から保護します。

照射針を皮下1mmの深さから0.5mm刻みで4~6段階に深度を変えて刺入し、各深度で適切な出力に調節して高周波を照射します。中層~深めの深度にあるアポクリン汗腺だけを狙い撃ちできます。

従来の針付き高周波治療器は、高周波が放射状に照射されるため、針の深さを変えても高周波の重なり部分ができてしまい、トラブルの原因となる可能性がありました。さらに、照射針の間に高周波が届かない箇所も生じ、照射漏れが発生することがありました。

ビューホットは、高周波が縦方向ではなく横方向に広がるため、高周波の重なりが減少し、横方向にも照射漏れが起こりにくくなります。そのため、均一な施術が可能で、ムラが生じにくい特長があります。