ボトックス注射

10分程度

1．診察
患者様のご要望やお悩みを伺い、施術部位の状態を確認し、ボトックス注射が適切かどうかを判断します。ボトックスの種類、注入量、注入部位、期待できる効果、リスク、費用などについて説明します。疑問点やご質問があればお尋ねください。

2．施術（10分程度）
施術部位を消毒し、極細の針を使用して、ボトックスを皮下または筋肉内に注入します。施術時間は注入部位や注入量により異なりますが、10～15分程度です。
施術中の痛みは、チクッとする程度ですが、痛みに弱い方は事前にご相談ください。

3．アフターケア
施術後は注入部位に赤みや腫れ、内出血などが生じることがありますが、通常は数日以内に自然に消失します。施術後数時間は、注入部位を触ったり、マッサージしたりしないようにしてください。また当日は激しい運動や飲酒、入浴は控えるようお願いします。効果は2～3日後から現れ始め、3～6ヶ月程度持続します。効果を持続させるためには、定期的な施術が必要です。

ボトックス治療に使用するA型ボツリヌス毒素は、毒素と聞くと不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この治療は美容目的だけでなく、多岐にわたる医療分野で応用されており、その安全性と有効性は広く認められています。ボトックス治療は、美容皮膚科だけでなく、整形外科、リハビリテーション科、内科、歯科など、様々な医療分野で治療法として用いられています。特に、筋肉の痙縮や疼痛の緩和、多汗症の治療、斜視の矯正など、幅広い症状の改善に貢献しています。ボトックスは、多くの臨床試験や症例を通して、その安全性と有効性が確認されています。適切に使用すれば、副作用のリスクは低く、安心して治療を受けることができます。

ボトックス注射は、美容医療において非常に人気のある施術の一つです。その特徴は、主に以下の点が挙げられます。

1.表情じわの改善: ボトックス注射は、筋肉の動きを抑制することで、額、眉間、目尻などの表情じわを改善します。
2.小顔効果: エラの筋肉にボトックスを注入することで、筋肉のボリュームを抑え、小顔効果が期待できます。
3.多汗症の改善: ボトックスを汗腺に注入することで、汗の分泌を抑制し、多汗症の症状を改善します。
4.短時間施術とダウンタイムの短さ: 施術時間は通常10～15分程度で、ダウンタイムも短いため、日常生活への影響が少ないです。
5.幅広い部位への施術: 表情じわや小顔効果だけでなく、首のしわ、ふくらはぎの筋肉など、様々な部位への施術が可能です。